疥癬

疥癬(かいせん)とは、ヒゼンダニと呼ばれるダニが寄生することによって皮膚に異常をきたす皮膚感染症のことを言います。

歴史は長く、あのナポレオンが活躍した時代に大流行したことでも知られ、疥癬によるかゆさがフランス軍の士気低下の原因にもなった、と言われているくらいです。

ヒゼンダニは、私たちの肉眼で捉えることは難しいくらいちいさな虫で、皮膚に赤いぶつぶつを作るため、すぐに異常に気が付きます。

このぶつぶつの原因は、ヒゼンダニのメスが作る移動のためのトンネルで、そこに卵を産んでいきます。

疥癬は性感染症だと言われてきましたが、今では寝たきりの患者さんからうつったり、またタオルやシーツなどの寝具を介して人にうつることもあります。

つまり、わりとうつりやすい感染症であることが解るでしょう。

疥癬はひどいかゆみがありますので、他の感染症にある様な「本人に自覚症状がない」ということはまずありません。

それに皮膚に特徴的なぶつぶつが出ますので、比較的早くに異常に気付く場合も多い様です。

顔以外の全ての部位にぶつぶつが出ますが、中でも「手首」「足首」などにはかなりの確立で出現します。

診断は専門医師が行いますが、ヒゼンダニのトンネルは非常に特徴的なこと・かゆみが相当強いことからすぐに診断がおりることが多いです。

治療に関しては、薬を塗って治療していくという方法がとられます。

薬を塗った翌日の朝に洗い流すという方法で、大抵は一度で終了します。

が、体調不良や出産後に体力が低下している人は治りにくいこともありますので、二重にこの治療を行うこともあります。

疥癬に関しては、自身が感染していることが解ったら、必ずパートナーに知らせて一緒に診察を受ける様にしましょう。

潜伏期間の間にうつしてしまっている可能性もあります。

また、感染している時に使っていたタオルなどは、きちんと洗って清潔に保つことを心がけましょう。

ここにダニが残っていると、そこから再び感染する可能性があります。

悩み

ところで、たぶん、やばいな・・・と思っているんですよね。でもね、時間がすぎればもっとやばくなるよ。とにかく最低限チェックだけはしておくことオススメ。

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